カテゴリー「自転車」の44件の記事

2012年10月30日 (火)

MTB 直さなきゃ。秋の夜長の妄想散歩

現在のGIANT XCX RS-2。
20121028-031604
フロントサスフォーク SRsuntuor DC91の壊滅的崩壊により、我が執務室サンルームのお荷物と成り果ててはや2ヶ月近くが経過した。
修理の可能性と代用部品を求めてPCのディスプレイ越しにではあるが世界中を流離ったあげくにとうとう決断を下すことにした。

フォークをダブルクラウン+コイル+ウレタンの歴史遺産的粗大ごみから今どきのエアサスに刷新する。

さっそく掛かる費用をざっと調べることにした。
フォークはストローク100mm以上あればよしとして、海外通販サイトを泳ぎ回ってみた。
いまどき9mmQRかつ1.1/8”コラムというのが絶滅寸前ということが判ってちょっと慌てた。
けど、そういう中、そこそこ評判もよさそうでかつ安いのを見つけた。
SRsuntour EPICON  9mmQR、ポストマウント。LD または RLD。
ロックアウトがリモート(RLD)かそうでないか(LD)は正直どうでもいいや。

ふと気がつけばヘッドパーツもガリゴリサビサビだ。
新しい胃袋には新しい贖罪を。と昔のヒトも言ったではないか。
コラム径とベアリングの規格が乱立気味という事は当然ながらヘッドパーツも同様の混乱状態にあるらしい。
どんなメーカのどんな製品が良いのか見当もつかない。
というわけで1.1/8”でそこそこ安いけど極端に安くはないという線を狙ってテキトーに選択。
FSAなんちゃら、だったかな。詳しくは忘れた。それくらい特徴が無いシロモノ。

そんなことより問題発覚。
今どき市場を流通してるサスフォークはディスクブレーキ用ポストマウントばかりで、Vブレーキマウントは影もカタチも無い。
まあね。これは渡りに舟かも。
かねがねリムブレーキには不満一杯だった。ついでだからこの際思いきりよく念願のディスクブレーキに換装しちゃおう。

となると、まあ、当然ながらハブ(またはホイルAssy)も変更になる。
これも、現在のハブはベアリングレースがガタガタでボールやインナレースを交換してもどうにもならない状態。
ホイル組もやってできない事ではないみたいだし、ハブをディスク対応モデルに入れ替えればなんとかなるだろ。
こんなもんかな。
shimano HUB CR Disc Rear 36H 135mm QR M785
shimano HUB CR Disc Front 36H 100mm QR M785

となるとスポークも新調だな。
正確な長さがまだ不明だけど、最悪18本ずつ4種類必要になる。これはまあ後回し。

リムもそれなりに摩耗してるけど、ハブブレーキで使う分ならまだ大丈夫だろう。
たぶん、リムをそのまま使ったとしても価格だけなら安い完組ホイルととんとんになってしまうかも。
shimano MT-15
見た目のインパクトならこっちか。
shimano MT-55
ところが。スモールパーツリストを観てみると、MT-15とMT-55のハブベアリング周辺は9mm/10mmハブ同士なら同じパーツ番号が振られている。
スポーク構成は違っても回転部分の品質としては大差無しってことだね。
同じような価格ならリムが廃品寸前であってもハブがより上等な方がいいんじゃなかろうか。

ま。
そこら辺の判断はスポークが後回しだからこっちも自動的に後回し。

ところで。ディスクブレーキには液圧とワイヤの二通りがある。
ワイヤ式なら今のレバーそのまんまでらくちんだけど、ディスクブレーキにするからには油圧にしたい気持ちが大きい。
ワイヤってメンテは楽なのかもしれないけど、インナが錆びなくてもガイドは摩滅したりゴミを噛んで渋くなるし、ささくれるし、タイヤを外す時に空気を抜かなきゃなんなかったり、なにしろちょこまかと要求されるパッド当り調整が面倒だ。
やっぱ液圧&自動送りだよね。ボイルさんとシャルルさんは私の尊敬するヒト人達だし。

となると。
現在のシフタ&Vブレーキレバーは一体型のやつで、MTB用としては底辺グレードの無印Deore。けれど、中華ルック車のTourney&レボシフトとか長男のクロスバイクのSRAM SX4と比べると操作系のかっちり感はまるきり別物。
寒くなるとシフトレバーが空振りする持病があったけど、内部のグリスを洗い流して現在は問題なし。
なんだけど。
液圧レバーにするにはブレーキレバーはもちろん、一体型故にシフトレバーも新調を迫られる。
新調するにしても不満がないなら同じグレードでいいんではないかという意見もある。

ここで、だ。
日頃抱えていた不満の一つを思い出した。
ワイヤやらなんやらをギリギリの長さに切り詰めて取り回している関係もあるけど、分解するときレバーをハンドルから引き抜くのが結構大変だったのだ。もちろんグリップやエンドバーも外さないとレバーは抜けてくれない。
ならば。近頃のレバーはヒンジクランプ式になっているというではないか。これなら楽に部分的な分解&切り離しができる。
油圧になるとホースを切り離すのがかなり今まで以上の大仕事になるのは必至。ってことはレバーが簡単に脱着できるメリットは計り知れないに違いない。
んだけど。
ヒンジクランプ式となると比較的新しいモデル、しかもかなりグレードアップしたやつになってしまう。

けれど。
どういうわけかブレーキレバーと違ってシフタはヒンジクランプになっていない。
XTRの高いやつだとシフトとブラケットが別部品になってるけどその他のグレードには展開されていない。
が、XTあたりからだとi-Specなる新機構があるようだ。シフタをブレーキレバーのブラケットに便乗固定できるらしい。
これならまあ、多少手間は掛かるがハンドルバーからシフタとブレーキをケーブルホースを切り離すことなく分離できそうだ。
もちろんそういった新機軸が採用されているのはかなり新し目のしかも高級グレードに限定される。

その新し目というのがリア10速。Dyna-Sys。

おいおい今度はドライブトレインかよ。
けど。
そう言えばこのリアディレーラ、随分くたびれてるんだよなあ。
フロントディレーラも動きはしてるけど、こっちも随分ガタピシだったんだっけ。
などと、気にしないと決めて目を背けてた頃は気にならなかったモロモロの雑念がにわかに暗雲となって目の前に立ちこめてくる。

芋づる式。

まさにこの言葉が当てはまる。
どういう理屈でフォーク交換だけだったはずが気がついたらスプロケの増設という話しに飛躍することになるのか、書いてる私自身にもよく解らなくなって来た。

めまいを覚えつつ、Dyna-Sysをこの10年選手の車体に導入するには一体どこらへんまで交換しなきゃならなくなるのか、いや、言い換えるとこの旧い車体に最新スペックのメカをボルトオン出来るものなのか興味が出てきた。

Dyna-Sysの売りは後ろ歯車が10枚。10段変速って事だから当然ながらスプロケとリア用右シフタは必須だろう。
チェーンは歯車の隙間が詰まる関係で幅がより狭いものが求められる。これも必須なんだろうな。
じゃ、リアディレーラは? シフトストロークはともかく、ピッチが違うとダメっぽい。
じゃ、フロントギヤは? チェーン内幅は9Sと同じなんだそうな。けど外幅が狭まってるってことはギヤピッチも当然狭くなってるんだろうな。
じゃ、フロントディレーラは? チェーン幅が違うってことは、チェーンを横から押し倒す構造のFDもやっぱり流用不可なんじゃあるまいか。

以上、メーカさんの言い分に従うとこんな感じの完全とっかえコースになる。
ついでに裏取り調査もやってみる。

Dyna-Sys対応RDはトータルキャパシティが小さめのGS 35Tと、大きめのSGS 43Tのものがあるそうだ。
前ギヤを9s 44-32-22のまま使うとしたらこれだけで歯数差は22T。スプロケットはできるだけ端数差の少ないものを選ばないとこのトータルキャパシティの壁にぶつかる。
具体的にはチェーンが弛みすぎて暴れて外れるか、ピンピンに張りすぎて切れるかすることになる。
となるとRDはSGS 35Tモデル、スプロケットは11-32Tに自動的に決まる。
もっとも、トータルキャパはこれで満足したとしても、前ギヤ落差の制限がDyna-Sysは18Tって言う。9s用は22Tとかなりはみだしてることに変わりは無い。

どうしてRDのキャパは小さいのしかないのかな、と疑問に思って続けて調べを進めてみるとDyna-SysのFDは、前ギヤが42-32-24を前提にしてるという事がわかった。
XcXの現在の前ギヤは前述のとおり44-32-22。2T大きい。 落差にして4T大きい。
2T分の直径の差なんてたいしたことはなかろうではあるまいか。
と思ったんだけど。
コマのピッチを12.7mmとして、2Tなら円周にして25.4mmの延長。直径ならその1/Pi倍で8.1mm。半径ならその1/2で4.05mm。
4mm? そりゃダメでしょう。9s用前ギヤにDyna-Sys FDだと間違いなくぶつかる。

なんだ、FDがぶつかるってんだったらちょいとバンドを弛めて上に引っ張り上げてやりゃいいじゃん。
と、誰しも考えるだろうがXcXのFDはEタイプ。もちろん10速用FDもEタイプは存在するからそれ自体は問題ではない。
けれど、42T前提のFDでは44Tではぶつかってしまう。バンド固定式ならどうとでもなるその「ちょいと」がEタイプではどうにもならない。チェーンのインナー落ちや固定位置に悩まなくて済むメリットが裏目にでる。
もしDyna-SysでFD交換が必須ってなったら自動的に前ギヤも交換ってことになる。

ふうん。
もし前ギヤも交換ってなったら、だ。
もしかして、クランクも自動的に交換って事になりゃしませんでしょうか。
前ギヤ、なかんずく、クランクもごっそり更新してしまえば良いわけだな。
近頃のクランク──BBも何故かセットで──は中空シャフトに中空クランク。外見ばかりで中身が空というピーマン的現代社会の縮図構成を如実に反映した製品が今の主流らしい。

まあ、メーカさんは常に安全と売上が第一優先。
坊さんに恨みはないけど、この際袈裟のまま盛りつけてレンジでチンして皿ごと食い尽くしてしまいなさい、さあ召し上がれ。ほら食えみんな喰らえ。
と強要されてるような気すらしてくる。

けど、フロント回りについてはやはりグチのひとつも言いたくなって来る。
チェーンの厚みの違いったって1mm弱だよ?ギヤもたった3枚だし。そんなの誤差の内じゃん、という気もしないでもない。
かかる事態に市井の庶民たちはどのようにしのいでおるのであろうか、とおもむろにネットで情報を漁ってみると、実用性能としては前ギヤとFDは9速用のままでもなんとかなるらしい。
うむ。
シフトフィールがどうしたとか、目に見えないベアリングの精度がどうしたとか漕ぎ出しの剛性感がなんたらとか提灯御託とプラシボ風味満載のサイトが溢れる中、やはりこういう庶民感覚あふれる「動いてさえいりゃそれで良し」的おおらかさには心を洗われる。
──と、恣意的拡大解釈の連鎖反応を繰り返して前ギヤ関係は手を付けることなくなんとかなりそうだ、と仮定することにした。


ふむふむ。
こんなもんか。
フォーク
ヘッドパーツ
---ここまで必須
ハブ、スポーク (または完組ホイル)
ブレーキロータ前後 (センターロック、だけど安い6穴ロータ+CLアダプタも有り) 
ブレーキキャリパ前後 (アダプタも)
ブレーキレバー前後
シフトレバー前後
---ここまでがディスクブレーキ関連&レバー変更
スプロケ
チェーン
RD
---ここまでがちゃんぽん3x10s。 
クランク&BB&前ギヤ
FD
---ここまでやれば”我が生涯に一片の悔い無し”。
だが大往生するにはまだ喰いが足りないからとっておく。

ふう。
出揃った。


まて。
なんか話しがおかしくないですか?
発端はなんだっけ。そうだ、フォークだ。フォークが腐ったから交換しよう、って話しじゃなかったっけ。
それが気がついたらなんてことに。
ドライブトレインほぼ全部とっかえ?。交換しないパーツを探す方が早くないか?

そもそも。なんで10速なの? どこから涌いたのそんな浮いた話しっ!?
3x9 で何か不自由があったんだっけ?

落ち着け。
冷静に眺めてみる。

  F R 最大比 最小比
3x9 44-32-22 11-34 4.00 0.65
3x10 42-32-24 11-36 3.82 0.67


全体のギヤ比が詰まってクロスレシオになってる。ギヤ間の繋ぎが良くなった、って事か。
ひょっとしてファイナル(タイヤ径)が大きい29er向け? けどそれだと登りがつらいよね。
とにかくギヤ比狭くなってたらダメでしょ。インナーローの激坂からアウタートップの舗装路降りまでまんべんなく、在る物は全て使い尽くすのが生きざまな私にとって、このギヤ比は厳しい。
と、思う。

要るの?これ<10s

いらない。カモ。
けど、私だってアラタシモノ好きなニホンジンの端くれ。こういうのは思いきりが肝心だろ。
いいや、いらない。 道端で拾ったフレームにここまでつぎ込んだら離婚される。いや、殺される。
いやいやしかしだね…

そんなこんなで。
通販サイトの買い物かごにちまちま追加しては削除、どーんと追加してはフラッシュ。
この繰り返し。
秋の夜長と短い人生はこうして過ぎて行く。
あぁ無常。

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2012年8月30日 (木)

MTB Fサスフォーク 悪あがきその4 今度は硬すぎか

流石に水道管の断熱材じゃあ厳しかった.
で,少し考え直した. 

ウレタンの丸棒とパイプ. d20xi8xL300.JIS硬度90.
20120825-120229 20120825-120246
工業素材を扱う通販サイトで発見.弾性体の硬度の指標というのがよくわからんかったんだけど,硬度を選べるわけでもなかったんでダメモトで購入.
手にとってみた感じではやっぱ,ちょっと,いや,かなり.

硬すぎ.

まあ,元もとサスフォークの新品状態がどれくらいの硬さだったのかが判らないわけだし,取り敢えずこいつを使ってなんとかする方向で考えてみる.


長さ300mmだから,オリジナル同様に両足分計8個に分割するとしたら1個37mmくらいかな.
まずはぶった切る.
20120829-140930
粘って歯が立たないかと思ったけど,この硬さだとノコギリで普通にざくざく切断できる.

さて.
20120829-141054
写真でぐにゃっと曲がってるように見えるのは撮影ミス.実物はしゃきっとしてる.
オリジナルは樽型に変形した状態で32mmちょいだったから,37mmならまあ妥当な長さか.

まあ,柔らかすぎだったなら打つ手無しだけど,硬すぎならスグリ加工でもすれば適度に腰砕けになってくれるんじゃないかな.
問題は,どこをどのくらい削り落とすか,だな.

うーん.

ま,取り敢えず旋盤に咥える.
20120829-144959
ノコギリで切れるくらいだから,バイトでも綺麗に切り刻める.
芯押しも無しで大丈夫なくらい硬い.
嬉しくもあり,この先どうなるか不安でもあり.

ま,難しいことはともかく.
ココロの赴くままにテキトーに溝を掘って…….


ばつん.

ありゃ.何事?
20120829-144949
旋盤モータのベルトが切れた.
この旋盤,こうみえてかなりの年代もの.今日までよく頑張った.

ベルトのスペアが無いから,志し半ばにして一旦撤収.

今日の成果.
20120829-154930
右端の外径を絞ってるのはホルダ部品に差し込まれる部分.
何本か目分量で適当に切った溝はざっと1mm幅で深さ2mm.

さぞかし柔らかくなっただろうと手で握ってみた.
んんんん.
んんーーーっ!?
ちょっとは柔らかくなった様な気もするが….

硬度90って手強いな.
ネットで似たような硬度のウレタンゴムの弾性について数字が出てるのを見つけた.それによると,100%引き伸ばしに80kgf/cm2必要なんだそうな.
圧縮するのにどれくらいの力が必要なのかについては数字が無かった.

バネと違ってkgf/mmなんて単位じゃないのね.
直径20mm,孔径8.5mmとしたら断面積はざっと2.6cm2.
2mmの溝を切った部分は1.5cm2.

ぜんぜんイメージがわかない.
いいや.旋盤が動くようになったらもっと細くしてリトライだ.

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2012年8月24日 (金)

MTB Fサスフォーク 悪あがき その3 ウレタンフォームで

悪あがきシリーズも佳境を迎えた感のある残暑厳しい今日此の頃.
その1 で溶けて無くなってしまったエラストマ物質の代用品として最初に目をつけたのがこれ.
20120821-173521 20120821-173535
ウレタン断熱チューブ.
一度はそのやわさ加減にすっぱり諦めていたんだけど,他に使えそうな物が見当たらないから試してみることにした.

直径20mmくらいを狙ってハサミで切り出してみた.
20120823-194714
5円玉はφ22,1円玉がちょうどφ20.
ウレタンチューブの厚みはざっと10mm.ハサミで切るのは容易いんだが….
とにかくふにゃふにゃに柔らかい.何十枚も重ねないと目的の厚みに届きそうにない.
それを考えると,数枚目にして馬鹿馬鹿しくなってきた.

まあそんなこと言わないで.
ジャンク箱に入っていた薄い鉄板をくるっと丸めて.
 20120823-220602
グラインダでぎゅいんと尖らせてみた.
お手軽ポンチモドキ.直径だいたい20mm.

これで作業効率大幅アップ.
20120823-222006
ぽんぽんと打ち抜いて.

ほらもうこんなにたくさん.
20120824-003515
真ん中の孔もベルトの孔開けポンチでぽんぽこ打ち抜く,

感覚的にはまだぜんぜん足りないような気がする.
ではどのくらい足りないのか,試しに組み立ててみたくなった.

串刺しにして.
20120824-003700
…….
なんか,あんまり美しくない.
まあ,そりゃそうだ.打ち抜いたとは言え,カタチは結構いびつだし,バリも結構残ってる.真ん中の串刺し孔もかなりいい加減.

さて.
どんなもんかな.
20120824-003756
上がまともな方.下がウレタンフォーム版.
約30枚を圧縮しながら串刺しにして並べてみた.

ぐいっと縮めてみたら.

くにゃ.

と縮む.

バネ弱すぎ.推定500g/mmくらい.
必要なバネ定数を出そうと思ったら今の100倍くらいは積み重ねないとダメな感じ.

だめか.
だめだな.

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2012年8月22日 (水)

MTB Fサスフォーク 悪あがき その2 代用品を探す

Fサスフォーク 悪あがきの続き.
ウレタンエラストマをなんとかしようという話し.

マトモな方のエラストマの弾性がどんなものなのか試してみる. 
樹脂製のガイドをはめて.
20120822-011339
樽型に変形してるからすでにだいぶへたってるんだろうけど.
縦置きにして. 
20120822-014835 20120822-014846
右画像のようにぎゅっと上から押さえてみるとこれくらい簡単に縮む.
新品当時はどのくらいの硬さだったんだろう.

現在の無負荷時の外径寸法はこんな感じ. 
20120822-014531

うーん.
とにかく弾性体があればいいんだろ,というわけで.
物置の中を漁ってみたら見つかったのがこれ. 
20120821-173521 20120821-173535
エアコンパイプや水道管に巻き付けるウレタン断熱チューブ.税込200円ちょい.
これで円筒を作るか,円形に打ち抜いて積み重ねるのはどうかな.
けど.
基礎体力が柔らかすぎ.ボツだな.

さらにうろうろ考える.
発泡ウレタンの原液で好みの硬度のを作ってみたらどうかな.
エアコンの防振ゴムくらいの硬さだとどうかな.
片足は飾りにして,スプリングを2本重ねて高さを稼いだらいいんじゃないかな.
面倒だから塩ビパイプでも突っ込んどきゃいいんでは.
……いかん.だんだん面倒くさくなってきた.

ちょい頭を冷やす.つづく.

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MTB Fサスフォーク 悪あがき

なんかもうね.暑さのせいか我が家ではいろんなものが片っ端から壊れてる.

今日はこれ.
先日ボトム気味なのが発覚してたんだけど手を拱いていたこいつ.
SR Suntour DC91 
20120821-175534r  
とうとう底づきするようになった.
MTBなのにロードバイク並の前傾姿勢を強いられるって何か間違ってる.

取り敢えずバラす. 
20120821-181423r 20120821-181521r
画面左が左足.やっぱ腐り果ててる.右足はまだマトモ.

レッグを引っこ抜いて,中身を全部抜き出してみた.
20120821-182611 20120821-182618
前回,僅かに残ったエラストマはグリス漬けにしたはずだったんだけど無駄だったようだ.
加水分解おそるべし.

メインコイルスプリングの様子は.
20120822-004947
自由長はざっと90mm.左右揃ってるからまだ大丈夫.
と思ったら.
20120822-005142
腐ってる左足のコイルスプリングはちょっと変形してる.
前回分解した時に気付いてたんだけど,なんでこんな所が変形するのかな.エラストマが無くなってたらこのスプリングは実質フリーで遊んでる筈なんだけど.
たぶん,この変形した先っぽがスプリング台座に食い込んで,プリロード調整ダイヤルの回転がそのままエラストマのスタックに伝わってエラストマをねじ切った.それが崩壊のきっかけになった──なんて事情だったのかもね.

ま,このくらいは許容範囲.気にしない.

まともそうな右足もよく観たら.
20120821-221114
心棒が抜けてる.
まあ,こんなもん,元どおり叩き込んどきゃ大丈夫だろ.
だんだん投げやりになってきた.

そういえば.このFサスフォーク,ストロークって正しくは何mmなんだっけ.測った事なかったな.
スプリングとダンピング部分がフォークの中でどういう配分で納まっていたのか,いろんな所が損耗してるからもはや知る由もないけれど,
20120822-004801
レッグを固定していた画面左端の部品の突き出し量でストローク長さは判った.
ざっと80mm.予想どおり.

さて.
うーん.どうするかな.
これだよな,やっぱ問題の核心は.
20120822-011302
どうしてくれよう.

つづく.

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2012年8月 8日 (水)

CUBE パンク修理箇所から空気もれ

パンク修理は苦手だ.
結構真面目に慎重にやったつもりでも,じわじわと漏れてるのに数日~数週間後に気づいたりする.

長男のクロスバイク CUBE LTD COMPE
20120808-124921
長男は「自転車はもう一生分乗った.しばらく乗らない」という.そりゃまあ何十kgもの荷物を積んで何ヶ月も旅に出てりゃ飽きもするだろ.
このCUBE,私がこっそり借りて近所に買い物に出た時,狙ったかのようにパンクしてくれた.
しょうがないからこっそり直しておいたんだけど,今日ふと観たら綺麗に空気が抜けていた.
こんな細い(MTB比)タイヤに超高圧(MTB比)を詰めてりゃそりゃ抜けもするさ.と,ポンプで補充してみたんだけれど,しばらくしたら抜けてる.
うー.
パンクです.スローパンクチャ.
そしてもちろん修理不良.

しょうがないからチューブを抜き出して調べてみる.
20120808-124925
威勢よく抜けてるワケじゃないからバケツの水で昔ながらの水没気泡探査メソッド.

まるめてどぼん.
20120808-125223
子供の頃に朝鮮焼肉屋さんの裏手で観かけた光景のように,バケツの中でぐにぐにとチューブをしごくと….

お.
20120808-125158

ぷくぷく.
20120808-125130
見つけた.
あー.やっぱパッチんとこだ.パッチの両端から小さいのが漏れてる.
ちゃんと張り付いてなかったらしい.

ここは前回パンクした箇所だ.
20120808-124952
うーん.チューブの整形バリが段差になってて,パッチがうまく張り付いてくれていないらしい.
面倒だから新しいパッチを2枚,漏れてる箇所に重ねて張ってごまかそうとしたんだけど….

ごしごし.
ありゃ.
20120808-125611
ヤスリで少し擦ったらパッチがべろりと剥げてしまった.頼りないやつだなあ.
しょうがないから全部剥がす.
20120808-125635
はがし終わった.ものすごく簡単にはげ落ちてしまった.こんなんじゃダメだろ.
まあ,普段はタイヤで抑えつけてるから大丈夫なのかもしれないけれど….
パンク孔がちょうどタイヤの整形バリの上にあって,写真からも判るように段差のせいでヤスリもうまく当たって居なかったようだ.

改めてヤスリ掛けして接着剤塗って乾かして.
20120808-130247
 
チューブの段差にパッチがちゃんと密着するように,チューブを引き伸ばしながら貼りつけて,その上から親のカタキの如くに殴打と圧着を加えて.
20120808-130726

もういいかな.念の為水没試験.

が.
20120808-131556
みーがっ!?

同じ箇所から同じように漏れてる.
ぐったり.

負けない.またべろりと剥がしてやり直し.
20120808-133918
今度はちょっと大きめのパッチ.
今度はさらに徹底的にヤスって.
今度はさらに長めに接着剤を乾かして.
今度はさらにしっかりパッチを貼りつけて.

ぜえぜえ.
こ,今度はどうだっ!?
20120808-134753
うむ.水没試験クリア.
こうでなくちゃ.

組み立てて完了.
20120808-135714
 
念の為言っとくけど,いつもこんなに成功率が低いわけではない.今回はたまたまパーティションラインが邪魔して接着が甘くなってただけだ.
と,思うんだけどなあ.わはは. 

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MTB フロントサス もはやこれまでか

我がGiant XcX RS-2 たぶん2000年型に装着されてるサスフォーク SR Suntour DC91.   
20101106-224019 20101106-233028    
この車体を入手した時点ではサビ多数ながらそこそこ機能していた.    
左は自宅に持ち帰った直後の状態.右はサビ落としをしてみた所.腐蝕した凹みはどうしようも無いが,そこそこ見える姿だった.   
   
けどまあ,数ヶ月も経つと徐々に1G時の高さが落ちて来て,2012年1月に分解して中身をチェックした時点でもはや機能停止まで時間の問題という劣化状態という事が明らかになった.(いや,事実は正しく.既に機能停止状態.だったかも知れない)   

 

その頃の無負荷,サグ,ちょい前乗りのそれぞれのストローク状態.   
それぞれ全て安定静止状態で撮影.   
20120303-132110 20120303-132126 20120303-132153   
プリロード設定はもちろん最大.けどまあ,まだこのころはストロークの1/2ちょいは残ってるように見える.それだって無いよりはマシ.   
   
そしてこれが今日の姿.   
20120808-003852  20120808-003936 20120808-003951   
先の画像と比べてみたら,真ん中の画像(サグ位置)でクラウンプレート1枚分,約15mm,沈みが増えているのが判る.   
今回の撮影ではレッグにメジャーを縛り付け数字を読めるようにしてみた.   
ゴムブーツの長さを基準に測ってみると,左から:   
135mm,85mm,75mm.   
0mm,50mm,60mm.それぞれ沈んでいることになる.   
全ストロークがせいぜい80mm程度だから,パーセンテージに直すと:   
0%,63%,75%.   
   
さて.どうしたもんかなー.

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2012年8月 4日 (土)

MTB ペダル滑り止めテープ 実験終了

2012年1月に始まった MTB ペダルの滑り止め
2012年4月にその後について触れた MTB ペダル滑り止めテープ その後
と,半年以上の歳月を掛けて壮大なスケールで進行していた社会実験,名付けて

「MTBに於けるフラットペダルに生えた凶悪なイモネジスパイクが及ぼす靴底とスネに対する攻撃を緩和すべく代替手段の創出を目的とした一考察」

が,本日を以てひとまず終了となった.
すなわち.
滑り止めテープが完全に剥げて脱落した.

半年しか保たなかったかー.
うーん.
あの紙ヤスリテープ,ペダルの形に切り抜くのが死ぬほど面倒だったんだよなあ….
スネにぶつけても孔が開かないのはよかったんだけどなー.
うーんんん.

ボツか?

ボツだな.
ハサミがぎしゃぎしゃになっちゃうし.

イモネジに戻そ….
20120804-032744
以上.

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MTB チェーントラブル その4 結局穴を開けた

チェーントラブル その3 B軸もバラしてみた の続き. 

前回,お手軽にBテンションアジャストを長いネジでごまかしたんだけど,ハンガーから滑り落ちそうなのが気になって夜も眠れない.
20120804-123601 20120804-123626

それに,実はこの長さでもまだちょっとテンションが足りない.
20120804-031627
アウタローにシフトしようとしたらチェーン張力に負けてローにすっきりと落ちない事があるし,逆転させるとチェーンが詰り気味になってしゃきっとしない.
モヤモヤを抱えたまま生きていくのは辛い.

で,やっぱし根本的にB軸テンションを強化することにした.
つまり,テンション調整用に穴を追加する.
まずは現在のセットポジションを確認.この位置が組み立て完了時.
20120804-124250
で,Cリングを外してプリロードを解放すると,
20120804-125015
この位置まで戻る.
ざっと90度,巻き上げていることが判る.

ふむむ.どこらへんに開けようかな.
20120804-125348

プーリーテンショナの調整穴がおよそ45度ピッチだったから,こっちも同じくらいでいいかな.
というわけで,45度を目標に決めた.

現在の穴のどちら側に開ければコイルのプリロードをより強くできるのか,その方向にだけ注意して.
ちゅいーん.
20120804-133016 20120804-133713
こんなもんかな.穴径はφ2.1mm.
オリジナルよりちょい径が小さいけどそんなにピッタリなドリルを持ってないんで贅沢は言わない.コイルの足が納まりゃそれでいい.

ところで.
穴を開けたはいいけど,目測だけだとちと不安になって,PCで適当にテンプレートを描い印刷してみた.
20120804-131528 20120804-134212
うわ.
ちょと行き過ぎたか. 50~60度弱はあるかも.
(だいたい順序が逆だろ.少しは考えて行動しろ)

ところで,このコイル,意図的に整形したにしては妙な形状をしてる.新品状態を知らないから不明だけど,ほんとに最初からこんないびつな巻き方だったのかな.
20120804-134555 20120804-134701
車体外側は外径と同じ.
だけど,
20120804-134613 20120804-134644
ハンガー側はちょっと外径を絞ってある.
まあ,穴の位置がコイル外径よりやや狭いんで,この方がぴったり納まると言えばそれまでなんだけどね.
(同じような外径の絞りはプーリテンショナのコイルにもあった.けど,そっちはいかにもそういう形に意図して整形しました的なしっかり感があったんだよな)


まあ,細かいことは気にするな.
組み立てる.まずはプリロードゼロの位置をチェック.
20120804-134948
まあ,なんというか.うん.計算通り45度以上は稼げそうだ.

20120804-135712
セット完了.もはや革手袋してても素手では巻き上げはしんどかった.

それとついでだから.
ガイドプーリの遊びをチェックしとく.
 20120804-135858 20120804-135917
20120804-135932 20120804-135953
水平方向は指でつまむと確かにガタゴトと遊ぶ.シマノの特許だそうだ.
けど,ナナメ方向にもそれ以上に遊ぶ.
そりゃもうディレーラの振れ幅を微妙に調整するのがバカバカしくなるくらい.
もちろんこの大胆なガタゴトぶりは摩耗によるものなんだろうとは思うけど,だからって今すぐどうこうできるわけじゃあない.だから無視する.

ちなみに.
下に引用するシマノの取説にはこのガイドプーリーの遊び(水平方向だけだとしても)に付いては一切触れられていない.
image  image

図ではGプーリーがセンター位置にある状態で振れ幅を調整しろ,という風に読める(注1).
けど実際にはチェーンが掛かった状態でこの調整を行う事の方が多いと思う.としたらGプーリは意図的な遊びの分だけ,それぞれどっちかに張り付いているわけだわな.
奥深いな.謎だらけだ.大人の事情って面倒くさいな.

まあ,気にしててもしょうがない.
テンション強化バージョンRDを車体に装着してみた.
20120804-145914
写真はアウタローでのスプロケとGプーリとのクリアランス.
うむ.いい感じ.

近所を一回り走ってみて,アウタローでは逆転させると自動シフトアップは発生するけど,チェーン詰り症状は完全に解消した事が確認できた.

ひょろ長いサラネジをオリジナルのネジに戻しても十分調整範囲内.
ん?
20120804-150020
このネジ,無くてもいいかも….
ネジの突き出し量=限りなくゼロ.

開けた穴の位置がちょっと行き過ぎだったようだ.

まあいいや.
今度こそ一件落着.
(いや,RD買い換えろよ.せめてプーリーだけでもさ)

-------
注1.
RDをごちゃごちゃ弄って,組んでは試走,調整しては試走を繰り返す過程で,ここんところが実際の所どうなのか実際にチェーン無しでスプロケとGプーリの位置関係を元にフリ幅を調整設定,試走してみた.
ら.
やっぱ,この調整はチェーンを掛けてそれなりのテンションが掛かってる状態で決めるべきだなという結論に達した.

何事も犠牲はつきものだ.
20120804-155351
遊びを含んだ実働のフリ幅が大きすぎたんだろう,走行中のシフト操作でトップ側にチェーンが落ちちゃった.
この車体を手に入れて約1.5年.ここに傷を着けたのは今回が初めて.あーあ.

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2012年8月 3日 (金)

MTB チェーントラブル その3 B軸もバラしてみたけど

MTB チェーントラブル その2の続き.面倒だからそろそろ決着をつけたい.

さて.プーリーテンションを強化した事でチェーンの暴れはかなり解消した.んだけど,テンションが強くなったことでスプロケットにガイドプーリが接近しすぎてしまう副作用が発覚した.
20120802-184930
画像は別アングルから.問題のスプロケットとガイドプーリの様子.

で.
B軸もバラして何か打開策は無いか調べてみようというのが今回の話し.

さっそくRDを再びマナイタの上に.
20120802-185800 20120802-185814

今回ばらすのはここ.B軸.(いやほんと,正式名称はなんて言うのだろう)
前回は手をつけていなかった最後の聖域.

まずは現状確認から.
20120802-185828
ここのガタは,まあ,やっぱりあるにはある.けれど,やっぱり良否判定は出来ない.理由は面倒だからもう省略.

Cリングを外す.
20120802-190026
CでもEでもいいけど,こういうスナップリングが使ってる所って,大抵これを外すと ばいーん といろんな物が飛び散って収拾着かなくなる事が多い.せいぜい慎重に.

20120802-190259
思ったより簡単な作りだった. コイルスプリングが微妙に両端で形(外形)が異なる.これは変形したのかそれとも仕様なのだろうか.

掃除して並べ直してみた.
20120802-210409
うーん.ここでも金属摩耗片やらの如何にも「摩耗しました」的証拠物件は見つからず.

そんなことより.
ちょっと期待外れだったのが.
20120802-210409
ない.穴が一つしかない.
これじゃテンション調整できないじゃないか.

うーん.まあ,外部にわざわざ調整ネジが設けてあるくらいだからそんな親切な事までやってくれないか.

悶々としつつ,掃除してグリス詰め直して組み立ててしまう.
20120802-211533
はあ.なんかテンション下がっちゃったな.

因みに,ばらす時には簡単だったからって組み立ても同じ,とは行かない事もある.このコイルスプリングを巻き上げながら組み立てるのは結構堅い.革手袋してがっしり掴んで気合いでやっつける.

まあ,穴がなけりゃ開けちゃえばいいんだけどね.昼間だったら迷わずそうした.
いつも飛び道具に頼るのはよくないクセだ.
それよりも,もっとオンビンに.簡単に.かつ静かに片付ける方法を採用する.

あった.
20120803-012453
人生の共,工具箱.
その中には人をピンチから救ってくれるいろんなネジが転がってる.
今回もその一つ.ホームセンターからやってきた頼もしい仲間.M4サラネジ.
左はオリジナルのBテンションアジャストスクリュ.
よーく観ると微妙にネジ山の形が違うのが判るが,お釈迦様でもなければ見抜けまい.

さっそく実戦配備.
20120803-014631
なんか,ディレーラハンガのお尻からずり落ちそうになってないか?
という声も無いわけではない.が,まあ,とりあえず用は足りた.

なんでサラ? という声も神経質な向きから上ってこない無いわけではないかも知れない.いいのだ,たまたまそこにあったから.人生何事も縁なのだ.

結果,チェーン詰まりも解消.
しばらくこれで走ってみる.

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